【完全ガイド】Teams会議の議事メモをCopilotで自動作成する方法|議事録作成の時間を9割削減

こんな悩みありませんか?「1日に何件も会議があって、議事録を書く時間が全然取れない」「会議中はメモに必死で、肝心の議論に集中できない」「議事録を後回しにしていたら内容を忘れてしまった」――そんな経験を持つ会社員の方は多いのではないでしょうか。2026年現在、Microsoft 365 Copilot(以下、M365 Copilot)を使えば、Teams会議の議事メモをほぼ自動で作成することができます。本記事では、その具体的な手順をわかりやすく解説します。

このツールでできること

M365 CopilotはMicrosoftが提供するAIアシスタント機能で、Microsoft 365の各アプリに統合されています。Teams会議においては、会議中のリアルタイム文字起こし(トランスクリプト)をもとに、Copilotが会議内容を自動で要約・整理してくれます。具体的には以下のような作業を自動化・効率化できます。

①会議全体の要約:誰が何を発言したかを含めた会議の流れをコンパクトにまとめます。
②アクションアイテムの抽出:「〇〇さんが△△を来週までに対応する」といった決定事項やタスクを自動でリストアップします。
③フォローアップ質問への回答:「この会議でXXについて何が決まりましたか?」のようにCopilotに質問すると、トランスクリプトをもとに回答してくれます。
④議事メモのWord/メール出力:作成した要約をそのままWordやOutlookに貼り付けて共有可能です。

これにより、会議後に1〜2時間かけていた議事録作成作業が、確認・修正を含めて10〜15分程度に短縮されるといわれています。

具体的な手順

Step1: M365 CopilotのライセンスとTeamsの設定を確認する

まずはM365 Copilotを利用するための前提条件を確認しましょう。M365 Copilotを使用するには、Microsoft 365 Copilotライセンスが必要です。会社のIT管理者にライセンスが付与されているか確認してください。次に、Teamsの会議でCopilotを利用するには「会議のトランスクリプト(文字起こし機能)」が有効になっている必要があります。Teamsの設定画面(画面右上のプロフィールアイコン→「設定」→「キャプションとトランスクリプト」)から、トランスクリプトが有効になっているか確認してください。組織のポリシーによって管理者が設定をコントロールしている場合がありますので、有効化されていない場合はIT部門に依頼してください。※画像:Teamsの「設定」→「キャプションとトランスクリプト」の画面

Step2: Teams会議を開始し、トランスクリプトを有効にする

会議が始まったら、まずトランスクリプト(文字起こし)を開始します。会議画面下部のツールバーにある「…(その他)」をクリックし、メニューから「トランスクリプトを開始」を選択してください。トランスクリプトが開始されると、画面右側にリアルタイムで発言が文字起こしされていきます。この文字起こしデータがCopilotの議事メモ作成の基盤となるため、必ず会議開始直後に有効にすることが重要です。なお、トランスクリプトを開始すると参加者全員に通知が表示されます。プライバシー(個人情報保護)の観点から、録音・文字起こしを行う旨を事前に参加者へ伝えておくとよいでしょう。※画像:Teams会議画面の「…(その他)」メニューから「トランスクリプトを開始」を選ぶ画面

Step3: 会議中にCopilotパネルを開いてリアルタイム要約を確認する

トランスクリプトが開始された状態で、会議画面右上または「…(その他)」メニューから「Copilot」アイコンをクリックします。画面右側にCopilotのパネルが開きます。このパネルでは、会議中にリアルタイムで要約が更新されていきます。また、パネル下部にあるプロンプト(AIへの指示文)入力欄に「これまでの議論を要約して」「未解決の課題は何ですか?」などと入力することで、会議の途中でも任意のタイミングで情報を整理してもらうことができます。会議が長時間に及ぶ場合は、途中で要約を確認しながら進めると、議論の流れを見失わずに進行できます。※画像:Teams会議中のCopilotパネルが開いた状態の画面

Step4: 会議終了後にCopilotで議事メモを生成する

会議が終了したら、Teams上の該当会議のチャットタブを開いてください。会議終了後しばらくすると、Copilotが自動で「会議の要約」を生成し、チャット欄に表示されます。要約には「会議の概要」「主な議題と議論のポイント」「アクションアイテム(誰が・何を・いつまでに行うか)」「フォローアップ事項」などが含まれています。もし自動生成された要約に不足がある場合は、Copilotパネルのプロンプト入力欄に「決定事項だけをリスト形式でまとめて」「〇〇の議題についての結論は何でしたか?」などと追加で質問することで、さらに詳細な情報を引き出せます。※画像:会議終了後のTeamsチャットタブにCopilotの要約が表示された画面

Step5: 生成した議事メモを編集・共有する

Copilotが生成した議事メモをコピーし、WordやOneNote、OutlookなどのMicrosoft 365アプリに貼り付けて整形・共有しましょう。WordやOneNoteで編集する場合は、M365 CopilotのWord版・OneNote版を使って「文章をより簡潔にして」「箇条書きに整えて」などのプロンプトで体裁を整えることもできます。Outlookで参加者に共有する際は、メール作成画面でCopilotを活用すると、議事メモを添付したメール本文も自動で作成してくれます。最後に、アクションアイテムが明確になっているか、担当者名・期限が抜けていないかを人の目で確認してから送付することを強くおすすめします。※画像:CopilotのTeams要約をWordに貼り付けて編集している画面

活用のコツ・注意点

【活用のコツ・注意点】

✅ Tip1:プロンプトを具体的にするほど精度が上がる
Copilotへの指示は「要約して」よりも「予算に関する決定事項と担当者を箇条書きでまとめて」のように具体的に伝えると、より使いやすい議事メモが生成されます。目的に合わせた指示文を事前にテンプレートとして用意しておくと効率的です。

✅ Tip2:トランスクリプトの精度を上げるためにマイク環境を整える
Copilotの要約はトランスクリプト(文字起こし)の精度に依存します。複数人が同時に話したり、雑音が多い環境では文字起こしの精度が下がる場合があります。ヘッドセットの使用や静かな場所での参加を心がけましょう。

⚠️ 注意点:AIの要約を鵜呑みにしない
Copilotの要約は非常に便利ですが、誤った内容が含まれる場合があります。特にアクションアイテムの担当者名や数値・期限などは、必ずトランスクリプト原文と照らし合わせて人が確認・修正するようにしてください。また、機密性の高い会議内容の取り扱いには、自社のセキュリティポリシーに従って慎重に対応することが重要です。

まとめ

2026年4月現在、M365 CopilotとTeamsを組み合わせることで、議事録作成の負担を大幅に削減できる環境が整っています。今日からできる最初の一歩は、次の会議でトランスクリプトをオンにしてCopilotパネルを開いてみることです。難しい設定は不要で、ボタン一つで始められます。最初は生成された要約を読んで「こんなこともできるんだ」と感覚を掴むだけでOKです。使い続けるうちに、自分のチームや会議スタイルに合ったプロンプトが見つかり、どんどん精度が上がっていきます。議事録に追われる毎日から解放されて、本来の仕事や議論に集中できる働き方を、ぜひM365 Copilotで実現してみてください!

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